切っても切れない出会い系サイトと援助交際の関係




「出会い系サイト」は様々な出会いを与えてくれる。ただポジティブな出会いばかりではない。お金で性行為(又は性的類似行為)をする場にもなりうるのだ。18歳未満との援助交際は「児童買春」性行為は「淫行」となり犯罪なのだが「出会い系」とそれらは無縁ではない。

「出会い系サイト」にアクセスしてみよう。筆者が最も得意とするサイトはPC MAX。ここのサイトは女子中学生や女子高生が大好きな利用者に支持されている。つまり若~い子が異常に多いのだ。

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出会い系サイトには、様々なプロフィールが書かれている。そして、会ってみたいと思わせるような甘い誘い文句が書かれていたりする。その中には、あからさまに、金銭を伴う性行為(もしくは性的類似行為)つまり「援助交際」を申し込んでいるのも少なくはない。ただし、その書き込み主が、明らかに18歳未満と分かった場合は、サービス提供業者から削除されるために、長期間掲載されていることはほとんどない。

なぜ「出会い系サイト」には「援交」の書き込みが絶えないのか。需要(客)が先なのか、供給(募集)が先だったのかは分からない。どっちが先かの議論をしても仕方がない面もあるだろう。

そもそも「援交」という言葉自体、90年代からは「女子高生たちの売買春」を指すようになるが、もともとは、70年代の「専業主婦たちの売買春」を指した、という説もある。70年代に高度経済成長にあった日本は、都市部では郊外化が進んで行った。いわば、ニュータウンが出来上がって行く過程にあったのだ。

そうしたニュータウンは、職場と住宅地を分離させていったのだ。かつてのように、顔の見える「近所」はどんどん消滅していった。そんな匿名的なニュータウンで行われたのが主婦による「援助交際」だったのだ。のちのテレクラの出現によっても、さらに主婦の援助交際欲求が高まり見せて行く。いわば、援助交際と「匿名的な空間」は、成り立ちからして相性が良かったと言えるのだ。

「援助交際」という言葉が、女子高生の売買春を指すようになってくる90年代。その背景としては、ポケベルブームやプリクラブームがあった。知らない人たちとの出会いをポケベルが後押しし、自分を売り込むメディアとしてプリクラという手段があった。どのように見せるのか、どのように売り込むのか。匿名メディアはそのような願望を叶えて、実現化してしまうものでもあったのだ。

もちろん、そうした匿名メディアでの援助交際が問題視されることになる。たとえば、テレクラ設置に関しての規制や18歳未満の利用禁止、広告制限などのように、利用を規制させるようになっていく。しかし、規制と実際の利用はいたちごっこ。テレクラがダメなら、伝言ダイヤルやツーショットダイヤルがあるし、またツーショットダイヤルの利用者カードの販売規制がされるようになれば、新たな方策をお互いが探って行く。規制が入れば、その抜け穴を見つけては、需要と供給が再びリンクしてしまうことにもつながっていく。女子高生と男を結びつけるメディアとは、お互いの欲望が渦巻くメディアなのだ。

「出会い系メディア」が社会問題化して、未成年の利用について「危ないから利用しないようにしよう」とか「出会い系メディアは有害サイトだ」と規制側が騒いでも、未成年の利用は止まらなかった。まず、規制側は「18歳未満が出会ってすぐの相手とセックスするのはイケナイ!」「18歳未満がお金を対価にセックスするのはイケナイ!」という道徳的なルールをつくる。それが児童買春・児童ポルノ処罰法の成立だった。また、青少年健全育成条例の強化も各都道府県がしていくことになる。世論の盛り上がりを狙うのだが、女子高生を求める男と愛やお金を求める女子高生の情念は、それを規制したところでどうしようもない。

子ども側にも大人側にも「淫行や援助交際は子どもが被害者だ」という見方を植え付けようと、規制側はさらなる努力を重ねる。2000年に警視庁は「出会い系サイト関連事件」の統計を発表するようになった。「子どもが被害者になっている」ということを数字や視覚で訴える。

しかし、本来は道徳をとく側の教師や公務員、また規制をする側の警察官や検察官、裁判官までもが多数出会い系サイトを利用しているデータも浮上した。道徳や法によって「出会い」への欲望を抑える方法を模索しても、限界が見え隠れする。

それでもなお「子どもが被害者」となる援助交際をどのように止めるのか、という国内外の世論に応えざるを得ない。そこで、供給の場である「出会い系サイト」の利用を制限しようという「出会い系サイト規制法」が出てくる。ただ、これは逆に出会い系サイトを定義づける必要がでてくるために、法律上「出会い系サイト」ではないサイトが乱立することになる。それがSNSだったり、家出掲示板だったりするのだ。

参考記事⇒全国の神待ち少女たちが集う「神待ち掲示板」とは?

ここまで規制対象を拡大すると、結局はネット全体に対して警察が監視することになる(サイバーポリスのTwitterアカウントなど)ので、反対が強く、現行法の出会い系サイトのみに限定された経緯がある。性犯罪・福祉犯に接する弁護士からみれば、元々ザル法だった出会い系サイト規制法があっても、それを掻い潜り出会い系サイトを利用したり家出掲示板へ利用者がシフトするだけなので、もはや出会い系サイトを規制する意味はないのではないかと考えている。出会いの場を規制するのは無理がある。結果として「男女が出会う事は自由だが、出会ってからの行動は注意するように」という暗黙の了解になっていると言えよう。

さらには、サイト上ではなく、リアルで出会いの場を提供する「出会い喫茶」まで登場。「出会い喫茶」が取り締まり対象になった頃に「JKリフレ・JKお散歩」が誕生する。そして「出会い喫茶」も「JKリフレ・JKお散歩」も出会い系サイトと同じく「子どもが被害者」という見方を植え付け同じように規制した。2017年現在は一周回って、出会い系サイトが少女と出会う場所の主流へと完全にシフトしている。

参考記事⇒

スマホ1つでいつでもどこでも出会える出会い系サイトは、時間や場所が制限されるJKビジネスでの出会いよりも格段に効率が良く確実。その事に利用者が気づき始めた。この現象は必然と言えよう。欲望とメディア、それによる性犯罪の抑止と出会いの規制は、まさに切っても切れない因縁がある。だが、その規制を掻い潜るのは驚くほど容易い。少女と男は出会い系サイトで出会い、関係が始まる。そして出会い系サイトで繋がった縁は切れにくい。



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