「社長のお気持ちは分かりました。光栄だし、ありがたいです」

「ありがたい・・・か。でも、という具合に言葉が続きそうだね」

「ええ。でも、と続けさせていただきます。社長のお気持ちは理解しました。そういう意味では受け入れられます。ただ、私は所詮、薄汚いリフレ嬢です。社長の愛人には相応しくないです」


Mに指摘され、社長はきまりが悪くなる。

ワイングラスに手をかけていたが、口に運ぶ気配はなかった。

二人はバーのカウンター席に並んで座っている。


「君はリフレ嬢をどうして続けるんだい。似つかわしくない。君のように美しい人が、あんな廃墟のようなビルで若さと身体を売るなんて。私の愛人になれば、もうそんな事はする必要ないじゃないか」

「率直にいいますと、私はリフレが好きなんです。夢を叶えるためにあの場所で学ぶことがまだ沢山あります」

「君の夢というのは具体的にどんなこと?」

「美少女の追求です」

「それはまたスケールの大きい言葉が出たな」

「少女は誰でも美を求めるものでしょう?そのためにはお金を惜しまない子だって少なくありません。私が勤務しているリフレ店Nでは、そういった子ばかりです。私はそういう子たちに美を与えられる役割を担いたいんです。もちろん美といっても多種多様です。ネイルを綺麗だと思う子もいれば、ヘアスタイルを美しいと思う子も居ます。自分自身の容姿そのものに美を求める子も多いと思います。私はそれら全ての要求に対応していきたいと思っています」

「君の言いたい事は分かるが…。具体的にどうしたいんだい?」


所詮18才の夢見る少女

大風呂敷を広げているが、夢を叶える為の具体的なプランは無い

金を稼ぐ才能には長けているが、中身は空っぽ


「私が考える夢の形はこういうものです。まずトンネルがあって入り口と出口がある。入り口には女の子がいます。あまりかわいくなくて化粧気もなく、服のセンスもダサい。でもリフレは出来ます。彼女はトンネルの中に入り、リフレをします。しばらくして出てきた彼女は、奇麗にメイクアップされていて、ヘアスタイルもよく似合うものに変わっています。少し奇麗になった彼女は、またトンネルに入ります。今度は前よりもお金をたくさん持っているんです。どうしてかというと、奇麗になったおかげでリフレで率のいいオプションをできるようになったからです。彼女は再びトンネルに入っていきます。出てきた彼女は前よりもさらに」


奇麗になっている、という台詞を社長とMは声を合わせて言った


「よく似合う服を買ったのかな。あるいはアクセサリーか」

「エステに行ったのかもしれませんよ。肌の手入れをしたのかも」

「美容整形は?」

「それもありえます」Mは頷いた。「私たちは、トンネルを通るたびに美しくなるんです」

「つまりそういう魔法のトンネルが、君の描く夢の形?」

「今はそれがリフレ店Nという形になっているだけです。私たちは出勤すればするほど美しくなれます。美を追求したい少女は誰でも平等に美しくなれるシステムになっています。ちょっとリフレを頑張るだけで、今よりも圧倒的に美しくなれます。美に対する投資を最大限に行える環境づくり。それが、若くて可愛い私に与えられた使命です」

「君の夢は女の子側のニーズに応えているだけだね。男性は無視かい?」

「とんでもありません。だって男性は、このトンネルの中で待っていればいいだけですから。そうすれば、美少女が次々に現れて男性は私たちを抱けるのですよ」

「男性にとってのニーズは、美少女を抱くことだけだと思うのかい」

「私はそう確信しています」Mは断定的に言った。「違いますか?男は皆、私のような美少女を抱きたい」

社長は反論せず、Mから少し身を引くしぐさをし、煙草をくわえ、火をつけた




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