関西援交シリーズとは






関西援交シリーズ(以下、関西援交)とは、児童売春を撮影した映像であり、 新宿などの裏ビデオ店やインターネット上にて違法に販売されているものだ。

いわゆる児童ポルノに該当する有害作品である。

児童ポルノは、これまでにも数多く、写真やDVDなどで販売されていた。

しかし、関西援交はこれまでのものとは規模が異なることで、より問題視されている。

「関西援交」という名前の由来は、文字通り、関西を中心に行われた援助交際を取り扱った作品であるため、そのような呼称がつけられた。


同作品はシリーズとして計157巻作られ、確認された映像に映っていた少女は95人。

小児科医の意見などから、79人が18歳未満と推測された。


1つの犯行グループが製作した援助交際のシリーズとして、計157巻、出演者95人、という数字は日本において前例がない。

また、関西援交は裏ビデオにおける、史上最大のヒット商品といわれている。

歌舞伎町の裏ビデオ店では、関西援交だけで売り上げが月2000万円を記録したことがあり、 中でも、11歳のちはるが出演した作品1本で「蔵が建つ」と喜ぶ店もあった。



サイバーデータ摘発



2004年7月、奈良県内の高校のホームページに「おたくの生徒がビデオに出ている」という書き込みがあった。

このことが端緒となり、神奈川県警、千葉県警、三重県警、奈良県警、大阪府警、兵庫県警の6府県警による合同捜査本部が設けられる。

大きな捜査本部が設けられた理由は、発見された児童ポルノの内容、規模などから推測して、暴力団が関与する組織的な犯行との見方が強かったからだ。

この時に発見された児童ポルノが、関西援交である。 




まず、捜査本部が関西援交の購入申込者へのメール受発信元をたどると、 横浜市の繁華街にあるインターネットカフェにたどり着き、ビデオが発送されている郵便局では、ゆうパックを頻繁に利用する男がいるという情報があった。

この男は、横浜市内にあるインターネット関連会社「サイバーデータ」の社員であるということが判明。


捜査によって同社は、インターネットを通じて関西援交を販売していた容疑で2005年2月、摘発される。

逮捕、書類送検されたのは、同社の社長である38歳の男、取締役の39歳の男、 関連会社代表でプロ野球ヤクルトスワローズの元投手である池末和隆など計25人にのぼった。

調べによると、この社長は会社経営に行き詰まり、3年前から児童ポルノを販売。

週に1度、歌舞伎町の裏ビデオ店で原版のビデオやDVDを仕入れていた。


社長は「児童ポルノはもうかる。あるだけ買った」と供述し、児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で懲役3年、執行猶予5年の刑が確定している。

仕入れた児童ポルノを複製する工場は、横浜市内にあるマンションの一室だった。

8畳1間に30台のビデオデッキを並べ「現役時代の生活水準を下げたくなかった」という元プロ野球選手の池末が複製作業を仕切った。


人手が足りなかったようで、競輪場で職にあぶれた中高年に声をかけるなどの手段をとっている。

また、他の業者に客を取られないよう、インターネットカフェで同社サイトの良い評判を書き込むサクラのアルバイトも存在した。

このグループは1年2カ月で6000人以上に児童ポルノを販売し、2億円近くを荒稼ぎしたという。




遊佐隆



今回摘発された販売業者、サイバーデータによるインターネット上のビデオ販売サイトは、製作者から原版を買い取っていただけで、製作者が運営するものではなかった。

つまり、この会社は関西援交を製作していたのではなく、何者かによって製作された関西援交を、複製して販売していただけにすぎない。

しかし捜査本部は、わずかな証拠や、特定した少女からの事情聴取等を経て製作者である遊佐隆を突き止めた。


遊佐はJR西日本の契約社員であり、逮捕時の年齢は42歳。
 
毎朝、大阪の京橋駅でラッシュアワーのアナウンスを担当していた。 勤務は午前中だけで月給は約5万円。

昼には勤務が終了し、同僚を誘って立ち食いそばなどの食事をとった後、1人でインターネットカフェへ向かう毎日。

インターネットカフェでは、児童ポルノ販売サイトに関西援交の作品紹介を書き込み、注文を受けたビデオやDVDの発送を郵便局で済ませていた。

そして、外車に妻と幼い息子を乗せてファミリーレストランで夕食をとる。これが、遊佐の日常だった。

遊佐は高校卒業後、安定した職に就くことが出来ず、コンビニ店員などを転々とする。

子どものおむつを買うお金すらなく、弁当屋でおかずだけを買って家族で分けて食べていたという。

遊佐はストレス解消のため、わいせつビデオを観ていたが「自分で売れば収入にもなる」と思いついた。



豊島の加入



1999年、遊佐は携帯電話の出会い系サイトを利用してモデルを募集する。

「売るわけじゃない。モザイクを入れるから誰だか分からないよ」と少女たちを騙し、性行為の撮影を行った。

モザイクの件に関してシリーズに出演した美佳は 「モザイクかけるんだから関係ないじゃん」と、カメラ目線を要求する遊佐に反抗していた。

美佳のこのセリフからも、少女達が「モザイク」を盲目的に信じていたことが伺える。この際に少女に支払われた対価は、5万円から10万円といわれている。


遊佐は以前からネット上で違法なビデオを売っており、その常連客に豊島衛がいた。豊島はチョーヤ梅酒株式会社の総務課長であり、年齢は53歳。

遊佐は豊島に対して、関西援交の製作を手伝ってくれるよう依頼する。
 
その依頼を承諾した豊島は、少女と性行為を行う男優及びカメラマンとしての仕事を遊佐と共に行った。


シリーズの1から14までの作品については、遊佐が少女との性行為とその撮影を1人で行っていたが、豊島の加入により性行為と撮影の分業が可能となる。

このことで、より顧客が満足できる作品を製作できるようになった。



製作者4人



その後も遊佐は、インターネットのサイトにて、この仕事を手伝ってくれる人を募集する。
 
新たに加わった仲間は、ビル清掃会社社員の松本征二、運送業の楠本虎之助の2人だ。製作者が4人揃った頃から、関西援交の作品内容はこれまで以上にアブノーマルな方向へと進んでいく。

遊佐は、自分たちが製作した作品の複製が出回ることを懸念して、販売した映像にシリアル番号を入れていた。

そして、作品が流出した際にはそのシリアル番号の作品を購入した者への販売を一切中止した。
 
しかし、シリアル番号をモザイクなどで加工すれば、作品を流出させても本人の特定は難しくなる。

結果、関西援交の流出はインターネットを通じて爆発的に広がり、評判を知った業者がすぐさま転売を始めるという現象が起こった。

転売した客を探すため、捜査本部は判明した顧客168人を捜査する。顧客は、医師、国会議員の秘書、会社員、など職種が幅広く、教師に至っては10人近くいたという。

佐賀県のある中学教諭は、100巻を超える関西援交のほとんどを買いそろえ、自宅倉庫に並べていた。

「教壇に立つ者がこんなものを見ていいのか」と言う捜査員に、教諭は「仕事と趣味は別」と話したという。




製作者逮捕



2005年3月、銀行のATMに設けられた防犯カメラにて、関西援交の出演料を少女に振り込む遊佐の姿が証拠となり、遊佐は逮捕された。

同時に、豊島と松本も逮捕される。

この3人の逮捕容疑は、児童福祉法違反であった。

後に遊佐は、児童ポルノ禁止法違反、強姦容疑でも再逮捕される。豊島と松本も強姦容疑で再逮捕された。

同年の7月には、児童福祉法違反の容疑で楠本が逮捕された。

楠本は、無報酬で関西援交の製作を手伝っていたという。余談だが、彼は逮捕から9ヶ月前、新潟中越地震の際にボランティアとして支援物資を運んだ等として共同通信の記事に載ったこともあった。


2005年11月、遊佐は奈良家庭裁判所にて開かれた法廷に出席する。この時に裁かれた罪状は児童福祉法違反。

検察側は「児童性愛欲の矯正は容易ではない」として懲役7年を求刑した。

遊佐によると「少女が幼ければ幼いほど売れた」という。

また、冒頭陳述にて「妻に発覚し一時はやめたが、購入希望者の要望を受け、再び撮影を始めた」と語る。被害者に対しては「出所したらおわびの手紙を書き、働いて被害を弁済したい」と涙ながらに繰り返していた。

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コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2016年 11月 09日

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